真実と陰謀論を嗅ぎ分けながら

普段は音楽家、芸術家としての活動に集中しながらも、ここのところ様々な方面からの情報が何故か私の元に集まって来ており、物事に長時間の集中が出来ない状況が続いています。
 
今年の初めに実は、スピリチュアル関連のオープンチャットをLINEに立ち上げました。色々思うところがあり、世の間違った情報を一掃すると言うよりも、そうした情報収集のみならず自分自身の感覚を研ぎ澄まし鍛えることに余念のない、熱心な人たちの集まる場を作りたいと言う思いから、そういう運びとなりました。
但し諸事情で、未だ今のところは積極的なメンバーの募集はしていません。
 
この一ヶ月間色々様子を見ていますが、先ず「ルールブックを確認し、このグループの主旨に賛同した旨のグッドスタンプを押して下さい。」、次に「トークに簡単な自己紹介と、このグループへの参加に至った経緯を投稿して下さい。」 ⇦ と言う、たったこれだけの管理者からのメッセージへの同意が頂けません。
皆さん、そっとご自身が誰だか極力相手に悟らせぬように、そして管理者と極力対峙しないよう、こっそりと参加したい旨が切々と伝わって来ます。

オープンチャットをさくっと見て回り不思議発言等が殆ど見られない、しかも管理者から「挨拶の投稿」を求められたのを確認し、殆どの参加者がグループを30分以内に退会して行きます。

 
大学の講義に参加して先生になるべく当てられないよう、常に下を向き存在感を隠して講義を聴いている学生のようで、気持ち悪いです(笑)。学生なら未だ氏名も学部も判明しているので良いのですが、ネットの中の繋がりは氏名の大半が実名とはおよそかけ離れたHNを各々が使用している為、リアルの追跡は殆どの場合出来ないのが現状です。
そういう環境下ですから、誰かに霊的な技術を学ぼう、スキルを得よう‥ 等と言う熱心な参加者を希望する方が無謀とも言えますが、それがネットの中の現実です。

 


アメリカ大統領選を巡る色々な情報がSNSや個人的な情報筋から伝わって来ますが、正直何が真実で何がそうではないのか‥、とても見分けが付きにくくなっています。
勿論直感が働く場合もありますが、こういうことは慎重に慎重に情報を吟味しながら先へ進まなければ大きな過ちの沼にハマります。なので私は音楽を作る時と同じくらいに、慎重に情報を集めて行きます。
 

情報発信者から部分的に開示の許可が下りたので、ほんの少しだけ私がその筋から伝え聞いた話をここに書いてみます。その情報をどう判断し、どう信じるかはあくまで読者の皆様のご判断にお任せ致します。
※なので勿論のこと、クレームや抗議の投書はお控え下さい。

 

先ず。怖いことに今のバイデン政権の関係者の数人に、どうやらグレイやその他のエイリアン(地球人以外の)と地球人とのハイブリッド種が混入しているようです。
よくよく注意して各人の写真や動画の筋肉の動きを見ていると、明らかに地球人には無い筋肉の動きや動作が随所に顕れますが、多くの視聴者たちがそれらを完全に見逃しているのは何故でしょうか。

 
分かり易く「グレイ」と言う種の宇宙人に限定した特徴を挙げます。
・目や表情が殆ど静止画のように動かない。
・顔の表情筋ではなく、額の表情筋が細かく動く。
・言語や思考をチップ等でインストールされている為、言語とは全く関係のない手の動きが髄所に見られる。
・彼等をチャネリングしようとすると、そもそもが思考をしない為感覚を読み取ることが難しい。
等々‥。


人の多くは、未知の情報、未だ知らないことについての情報を咀嚼したり理解・解釈することが難しいと言われます。ですので多くのチャネリング情報が、そのチャネラー自身の過去の経験に基づいた経験則によって再解釈されることが多い為、理解出来ていないことをさも、理解したかのような誤った情報の伝達が為されることもしばしばあるようです。
ですが、「分からない」「理解出来ない」と言う回答も立派な回答であり、一旦その旨認識し受け容れたところから始まる理解や解釈に至るプロセスを蔑ろにすべきではありません。
 

 
バイデン大統領?に関しては先ず、現在表に出ているバイデン大統領?はボディーダブル(つまりレプリカ)である可能性が高いです。‥と言うより、私個人的な情報筋ではそれを断定する声があります。
彼女は「バイデンによく似たグレイを知っており、15年前にそのハイブリッドが誕生したことを知っている。」と言うことでした。

ハイブリッド種は人間よりも体の成長が早く、早い場合であれば10年で人間の20歳ぐらいまでの体に成長すると言われていますが、あくまで未だこれは実験段階の域を出ていません。
ですが実験段階、製造過程のハイブリッド種が既に地上に「人間」として入植しており、彼等にはマイナンバーや戸籍等が与えられていない為、ある切っ掛けを機に「人間」としての生存の権限を得るのではないかと言われています。
それが「どの切っ掛けなのか」については、あえてここでは触れません。関心のある方は是非、私個人的にメッセージを頂ければ出来る範囲で回答します。

 

バイデン大統領?やカマラハリス副大統領が、もしかするとグレイ星人とのハイブリッド種ではないか‥ と言う話を私は陰謀論としてではなく、おそらくそれが正解に近い真実ではないかと捉えています。
しかもレプリカやボディーダブルと呼ばれる人達は複数存在し、その中の成功パターンの種が今表に顔を出しているとも言われています。

 

 

色々な物事の不一致に気付くには、些細な現象を注意深く観察することが重要です。いわゆる「変化を見抜く」と言うプロセスを、これは意味します。

実のところ私は最近のトランプ大統領の「臭わせツイート」には少々嫌気がさしているのですが、少なくとも彼が少年のような夢と希望と正義心の持ち主である点については、大きく評価すべきだと思って見ています。

但し彼には若干「ショーアップ気質」が強く、それが私には鼻もちにならない‥ と言う印象に塗り替わってしまいそうなので、応援しつつも少しだけトランプ元大統領から距離を置きながら彼の動向を静かに見つめている状態です。

 

私がアメリカ国内で起きている色々な出来事に関心を持っている理由は、つまりこの記事の冒頭にも書いたようなこと、地球人以外の複数の星からの入植者たちがここのところ激増しているのを感じ取っているからです。

それは地球にとって、地球人にとって良いことばかりとは言えないのですが、一つだけ得るものがあるとしたら例えば「グレイ星人は新型コロナウィルスには感染しない、強い免疫力とボディーを持っている」点でしょうか。

それがどういうプロセスで実現・達成するものなのかについては、私は是非グレイ星人の誰かから話を聞いてみたいとさえ思っています。

 

まぁ芸術家の私はこういう話をするのはどうかとも思いつつ、情報元のハイブリッド人から「少しだけ情報を開示した方が良いタイミングかもしれません。」と言うミッションを受け取ったので、もしかしたらnoteとブログに分けてその内容に触れて行くかもしれません。
勿論内容がシークレット性を含むものについては、noteより有料公開して行きます。

 

COVID19についてのプレアデスからの情報公開

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既にお気づきの方もおられると思いますが、私のSNSのプロフィールの一部に「チャネラー」の肩書きを新たに足しました。
これまではいち芸術家、音楽家としての活動を全面に押し出していましたが、それだけでは私の創作活動の理由や本来の意味や目的等をファンやリスナーの皆様にお伝えすることが困難だと分かり、長い期間事務所の社長とも協議を重ねた結果この結論に至りました。

このことによりこれからは堂々と、私が常日頃受信しているシュールな情報についても綴ることが出来るようになりました。

チャネリングについては各自、Wikipedia等の説明文でお読み頂くと有難いです。

チャネリングについて – Wikipedia –

 

かねてからSNS note 上に様々なシュールな情報を綴って来ましたが、今日はプレアデスからの新たな情報を得ましたのでその内容の一部をここに公開致します。

注)私は科学者でも研究者でもありません。いち芸術家がチャネリングを用いてここにシュールな情報を提供する旨を是非、ご理解下さい。

 

 

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note 記事[新情報ー更新] COVIDー19と体温との関係性にも綴りましたが、プテアデス情報によりますと、既に「sタンパク質」を破壊する作用を持つ新薬がかなり昔に開発されているとのこと。
この新薬を用いると一時的に「sタンパク質」を破壊し、「ace2 受容体」の結合を防ぐことが可能になるようです。その為、仮にCOVID19が体内に侵入しても症状が出ずに済みます。
体内でのウィルスの結合及び増殖を未然に防止することが出来る為、他の人にウィルスを拡散させる状況を劇的に改善することも可能になります。

 

但し一つだけ条件があります。それは基礎体温を36.4度以下に抑え込み、実質的な低体温を維持することが必要不可欠となります。

 

そう考えると頻繁にスポーツをして基礎体温を上げて行くことはこの場合望ましくなく、ある意味では長期的な引き籠り生活と言う選択はとても正しいと言う裏付けと考えられるようになります。

勿論精神衛生上の問題で長時間室内に引き籠ってばかりいることを強烈にお薦めはしませんが、運動後に体温を上げない対策について考えた方が良いと言えそうです。

 

これまで一般的には低体温=害悪とされる概念が定着していたと思いますが、一連の感染症に於いて低体温は一定の効力を示すと言うのがプレアデスからの情報及び自然神からの情報として得られています。

いわゆる現在健康的な基礎体温と言われている36.5度からが、COVID19の繁殖に適した体温となり、そこから37.9度の間で急激にウィルスが増殖して行くと(プレアデス及び自然神の間では)言われています。

 

逆に38.1度を超えた段階でCOVID19のウィルスの急激な増殖が、一旦止まるそうです。増殖を止めたウィルスが次に取る行動が、より(ウィルスにとっての)適度な体温を持つ新たな環境となる生き物の捜索です。

つまり多くの病院等で医療従事者があれだけ防疫に努めているにも関わらずCOVID19に感染してしまう理由として、高体温のクランケから飛び出したウィルスが次に求める理想的な新天地として医療従事者の体内環境をそう判断し、そこにウィルスが自発的に飛び移って行くことが、医療従事者がCOVID19に感染してしまう原因の一つと言っても過言ではありません。

 

上昇した体温を下げる際、一時的に冷たい飲み物や食べ物等を摂取することについては好しとしますが、ある程度クールダウンが完了した後には再び摂取する食品の温度を常温ないしは温かい温度を持つものに戻すことをお薦めします。

冷たいものを体に長期的に取り込む際、体はクールダウンから再び体温を上げようとし、活発な発汗を行って体温が逆に上昇し過ぎてしまいます。なので、体温を上昇させようとする機能を意図的に止めてしまう必要が生じます。それによって、基礎体温の急上昇を防ぐことが出来ます。

 

夜の町問題が現在取り沙汰されていますが、考えてもみればホストクラブ等で大量のアルコールを摂取した従業員の体は体温の急激な上昇が見られる、言ってみればCOVID19のウィルスにとってはきわめて理想的な場所と言うことが出来ます。
逆に、そうした職場に努める人たちが自ら己の(高温度の)体を、COVID19の育成場所として提供していることにもなりかねません。

 

これらの情報はあくまでプレアデスからもたらされたチャネリングによる情報を元に綴っていますので、科学的な検証は一切為されていません。但しこの記事が偶発的にでも科学者や医療関係者等の目に留まり、このウィルス・パンデミックを止めるべく研究等の大きなヒントとなることを私は切に願っております。

是非とも役立てて頂きたいと思います。

 

今日はプレアデスからの情報がメインでしたので、あえてこの記事をブログ上での公開に踏み切りました。
通常シュールな内容を含む情報は、SNS note 内に有料記事として発信していますので、是非そちらも併せてお読み頂ければ幸いです。

https://note.com/didiermerah

復活、そして祝福

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なかなか疲労が回復しない連休だった。もっと実のあることをする筈が結局殆どを休養に費やした四日間の最終日、シュールな出来事は起きた。
それをスピリチュアルだとか奇跡だと表現したら、どこかとても安っぽい程の私たちにとってそれはとても大きな出来事。

 

私の魂は幾つもの古い記憶を持っている。それらの多くは破壊的な終焉を迎えたままになっており、それが原因で私は多くの過去世をきっと棒に振ったに違いない。

そうやって「今」と言う時を呆気なく棒に振ってしまう生命は一人二人の問題ではなく、この世界に生まれた多くの命がそこに足を取られ、身動きが出来ないまま気付いた時には生を終えている。

 

喩えるならば「魂の睡眠不足」とでも言うような、私はもう長い間魂を休ませていない。やることが多すぎて、生まれても生まれても、何度生まれ変わっても仕事が追い付かない。

激務とはおそらくそういうことかもしれないと、最近になって少しずつ分かり始めている。

 

 

自分の魂が次にどの肉体に宿るべきか…。

生まれ変わりは必ずしも上手く行くことばかりではなく、私のように色々な業を背負い、それでも尚且つ時間通りに生まれ変わろうとすると目立った傷を持った体に魂が降りてしまう場合もある。

そのことで私は今世では長い時間苦労が絶えないが、それを払拭するような人との出会いに恵まれたし、容姿の欠損を別の仕事で埋め合わせようともがいて来た結果、長年夢に見続けた私だけの音楽に出会うことも叶った。

 

だが振り返ればその一つ一つのパーツが偶発的でもあり、そして奇跡でもあったと今だから思う。
そしてそれらの奇跡の後ろには、その奇跡が黒く汚れてしまうのではないかと思えるほどの多くの失敗・失態が隠れており、むしろそれらの痛みが私を奇跡へと向かわせた。

 

 

私の音楽には人間が存在しない。

そう、私は大の人間嫌いなのだ。だから人間以外の何者かを求め長い間彷徨うように生きて来たけれど、それではいけないと「彼」は声を大にした。

ここで言う「彼」が誰なのか。

そう、それは人間以外の誰かのこと。プライバシーがあることなのであえて名前は言わない。「彼」「彼の人」と呼ぶに留めたい。

 

私と「彼」とはもう、長いこと敵対関係にあった。今世で私はそのことを忘れていた。なぜならば私には「恨む」とか「憎む」と言う機能が薄く、要らない情報は直ぐに宇宙の彼方に飛ばして忘れることが出来る。
それが良いことか悪いことかはもう問わなくても好いだろう。

なぜならば私がそういうタイプの生命体だからこそ、昨夜の奇跡が起きたのだから。

 

 

この数年で私は、何度も死にかけている。その度に夫が色々処置を施してくれて、私はその力で今こうして生きている。

体の一箇所に不具合が起こる度にああでもない、こうでもない、もしかしたら‥ と不穏な想像を膨らませるのは私の悪い癖だが、流石に人間の寿命の半分を超えるとそういうことも考えるようになる。

 

だけど今回も何とか私自身回復の兆しが見えて来て、その度に料理のレパートリーが一個ずつ増えて行くのだから、私はきっととても幸せな生き物なんだと思っている。

 

 

多くを覗き込んではいけない。

人としてどう生きるべきかについて、ここからはそのことだけを考えなさい。

 

ざっくりまとめると「彼」からのメッセージはそれに尽きる。
それは「彼」自身が、よりシュールに、より偉大な存在に傾倒し心酔を深め過ぎたことから発した過ちと、深い後悔がもたらす言葉。

私もその影響で何度も死にかけたわけだから、普通の人間であれば自分をそんな目に遭わせた相手をそう簡単に許すことなどあってはならないのかもしれない。
だが、私には「彼」を憎むことなど出来ない。

 

 

復活を遂げた「彼」の魂はどこか赤ん坊のようで、澄んでみずみずしくて洗練されているように見えるが、その表皮は傷だらけだ。
その傷は「彼」自身がつけた傷でもあるし、「彼」が傾倒して行った過去の偉大な存在が彼に刻んだ傷のようにも見えて来る。

 

自分と同じ傷をけっして負わせまい‥。

「彼」の一言一言がその思いから成り立っており、そこに私は「彼」の大きな変化を感じた。

 

本来こういうことはブログに残すこととしてどうなのか… と言う迷いも生じたが、昨夜の出来事が私にとっても「彼」にとっても、そして勿論夫にとっても大きな出来事であることには違いないから、詳細を深堀りしない書き方でここにその記録を留めておきたい。

 

 

 

Eternal Pain vol.2

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Eternal Pain vol.1』 より続く。

 

4. 歯のひび

2018年9月23日、無事にアルバム『Wa Jazz』がリリースの時を迎えたが私の体もメンタルも最早ボロボロで、私は暫くの期間SNSに殆ど顔を出せなくなった。

勿論「世にも不思議な話」はきっと誰にも受け入れられないだろうと分かっていたし、そうと分かって誰かに訴えかけたい‥ などと言う気も失せ、むしろ話しても信じて貰えないことによる私の精神的なダメージの方を軽減したいと言う思いの方が勝っていた。
感受性の鋭いファン数人と時々LINE等でチャットをする他は、夫以外の私は誰とも話さなくなった。この夏、私の身に起きたことを話すには、それらは余りに現実的な内容からはかけ離れていると思った。
だからと言って「普通の人間」の仮面をずっとかぶり続けて人と関われる程、今の私は元気でもなければ気迫も失せ、先ずは遠い星からもたらされた呪詛の傷を治療することに注力しなければならなかった。
文字通り、私は本当に死にかけたのかもしれない。そこで私が尽きることで得をする人がいた‥ と考えると、色々な不可解なことの辻褄が合って来る。

 

勿論私は生き延びると決めて「Didier Merah」として二度目の人生のスイッチを押したのだから、魂や体が瀕死の状態に陥ったとしてもただでは起きないと10年前のあの時決めたのだ。

 
そんなこんなで時間だけが過ぎ、2018年10月28日の歯の定期検診日を迎えた。

ずっと奥歯が痛み腫れたり引いたりしながら、刻々と痛みだけが増して行く感じ。先週一度救急でクリニックに駆け込んだ時は私もドクターも気づかなかったこと、それは「左右両方の下の奥歯が根本で折れていたこと」。
痛みが引かないと訴える私の話をドクターが疑問に思い、急遽レントゲンを撮影することになった。
歯茎の腫れ自体は少し引いていたので私も「そんなことになっている」とは思いもせず、レントゲン撮影室から出てドクターの話を聞こうと…。するとドクターがじっと腕組みをして、写真の前でフリーズしているのでどうしたのかと思い話を聞くと、「相方の無い歯は普通噛みしめることが出来ないので折れることもないのだけど、折れている。」と言い、即座にその状況がドクターも私も掴めずに暫く目を見合わせて話し込んでしまった。

数日前に知人から入れ歯ってどんな感じか… と私が尋ねた時の話を思い出す前に、ドクターの脳内に「入れ歯」の文字がテロップのように浮かび上がった(笑)。
「もしかして… 入れ歯の可能性もありますか?」と質問すると、「いえいえそんな、まぁ僕に治せないものはないですから、ゆっくり考えます。」とドクターの(いつもよりトーンの低い)返事が返って来た。

 
この夏私は、合計三カ所の骨を折ったことになる。しかもトドメは2本の両奥歯だった。
色々可能性を考えてみたが、やはり思い付くことは一つ。8月10日のあの、遠い星から機械的に私にもたらされた呪詛の時以外、奥歯の根っこの骨だけが折れるなんてことは考えられなかった。勿論夫も同じ考えだった。

 

 

5. 命懸けの音楽活動

数日前に、ジャーナリストの安田純平さんが無事に帰国した。私はそのことがとても嬉しく、本当に好かったと胸を撫で下ろしていたが、ネットは批判的な声の側を大きな音量で拡散していた。
なんて心無いことを平然と言う人たちがこの日本には増えてしまったのだろう‥と、胃袋の奥からものが戻って来そうな気分の悪いニュースが立て続けにTVから流れて来る。

 

 

危険を百も承知で、それでも為さなければならない仕事がある。そしてそれはある意味、適任者がそれを行わなければならない。

ジャーナリストは苦しんでいる人々の現状を伝える為に戦場に出向き、そのリアルな映像をSNSを経由して世界に発信したり、自らのことばで自己発信したりする。
そして同様に音楽家の中にも、自分の人気や知名度や富・金銭を度外視して、今全く伝わっていない物事(時にはシュールな内容も含め)を音楽の中に封印して発信して行く、それに適した人が存在すると私は思っている。

 
勿論リスクがとても高く、私の場合はまだノーリターン・ハイリスクに近い状況が続いているが、それでもやらなければならない仕事ならば私は体を張ってそれを引き受けるだろう、きっとこれからも。

 

 

※2記事に跨る長文を最後までお読み頂き、誠に有難う御座います。心から感謝を申し上げます。

 

 

Eternal Pain vol.1

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この夏、私の身に起きたことを一言で説明することはとても難しい。そしておそらくそれらを唐突に聞かされた人たちは先ず、私の話を信じる前に私の精神状態を疑い、案ずることしか思い浮かばないだろう。

 

1. 事の始まり

その事が一体いつから始まったのか、私にさえ分からない。だが、その状況が断続的に形を変えながら私の身に迫って来たと気付いたのは、今年の7月に入った時だっただろう。
最初は単なるビールの呑み過ぎによる目まい、動悸のような状況からそれは始まった。街のお蕎麦屋さんで(夫婦で)軽い祝杯を上げ、私はビールをジョッキ(大)一杯に少しだけの日本酒を呑み、鴨肉の漬け汁蕎麦と穴子の天麩羅を一本胃袋に仕舞って小一時間ゆっくりと過ごし、ゆったりと立ち上がった時に視界を失った。

昼間なのに目の前が真っ暗闇になり、今自分がどこをどのように歩行しているのかさえ分からなくなり、夫の腕につかまったまま先ず座れる椅子だけを目指して向かって行き、ベンチに腰掛けた。すると視界はすっと昼間の状態に戻り、動悸も治まって来たので再び歩き出すと、又も目の前が真っ暗になり耳鳴りが始まった。

 

二度あることは三度ある、そう思いながら目的の喫茶店に入り席に座ると三回目の動機、そして視界の暗闇が始まった。胸が苦しく、どうしていいのか分からなくなったので夫の肩を枕に少し目を閉じた。

そして私はその時気付いた。
これは圧に違いない。しかも誰か、とても身近な人の執念(怨念と言った方が近いだろう)の詰まったものがそれを引き起こしているのではないかと。

 

5分から10分間深呼吸をしながら少しだけ、現実から意識を遠ざけた。すると段々と症状が治まって来て、私はようやく目の前のチョコレートケーキとコーヒーに口を付けることが叶った。

 

 

2. 骨折

今回アルバム『Wa Jazz』を始めるにあたり、私は何となく胸騒ぎを感じていた。それは人がもたらす好からぬ思いに留まらず、私が未だ経験したことのない種類の不安が心に深い影を落とし続けた。

7月の初めに私は一度倒れかけているので、そこからは毎日ただただ過剰なまでの用心を重ねながら日々の暮らしに集中していた。そんな折り、二度目の「好からぬ、とても不可思議なこと」が起きた。

 

正確な日付を記憶していないが、おそらく7月23日から25日のどこかの平日の夕方の買い物中の、それは不可解な出来事だった。
いつものように自転車を漕ぎながらスーパーの駐輪場に自転車を留め、買い物をしてから同じコースを引き返す道すがらの街の通りで、私は再び視界を失った。午後の、まだ明るい時間帯なのにも関わらず私の視界は真っ暗になり、不安になった私はそこで一旦自転車を止めて近くの木の切り株に腰掛けようとした時、右足の踵の骨が言うことをきいてくれなくなったことに気が付いた。

 

骨折したかもしれない…。直感的にそう思った。
2002年の春に私は一度、反対側の踝の骨を折っており、その時と同じ感覚が今回は右足に生じたのでそう感じた。立ち上がる度に膝がゲラっと笑ってよろつくので、ヨタヨタしながら夫にはそのことを暫く伏せていたが流石にそうも言ってられなくなった。

松葉杖を私は上手く使いこなせない。病院に行けば絶対に松葉杖を勧められることが分かっていたので、少し考えて今回はよくよく安静に、骨が完全にくっつく迄の時間を約三ヶ月間と想定しその期間の外出を全面的に(必要最低限にとどめて)控えることに決めた。
結局病院には行かなかった。

 

 

3. 遠い星からもたらされた、機械的な圧(妨害圧力)

二度あることは三度ある。この言葉が現実になるとはゆめゆめ思わなかったし、むしろそんなことにはならずに済むようにと、祈るような夏を過ごしていた。
今年は兎に角猛暑で日々の買い物もなかなか大変だし、買いだめをしても野菜が直ぐに傷むわ食材が湿度を帯びてダメになるわで、兎に角主婦業に苦戦を強いられ続けた。

 

レコーディングについての全ての情報発信を控えたのは、最初に書いたことに不安と不穏を感じたからであり、特に「和」の神髄の音楽の記録を試みる今回の企画には何かしら見えない者々たちからの妨害もきっとあるだろう… と、薄々予感はしていたが、これ程酷いことになるとは思わず私は8月お盆期間中のレコーディングの日にちを息をのむようにしながら静かに迎えることにした。
だが、その静けさは又もや、別のかたちでの圧によって完全に打ち砕かれた。

 

そもそも私は53歳で寿命が尽きるかもしれない、と、かつて3人のジプシーの占いがそう言ったことをとても慎重に受け止めており、まさに今年がその時にあたるので全ての物事を大切に、ゆっくりと進めて行くことに決めていた。

だがゆっくりと… とは言うものの、それを止めることが出来ないのが、使命を持つ者の宿命。私にとって音楽がそれにあたり、特に今回の企画『Wa Jazz』は制作期間よりも納品のタイミングが先に決まっていたと言っても過言ではない。
そのタイミングに合わせて、私はこれまで私の経験上最強最悪の呪詛を、まして地球ではなくもっともっと遠い星に住む人によってもたらされた。

 

その星のことは折に触れ情報を得たり、時には夫と夜が明けるまで話し込んだり…と、私の中ではとても魅力的で知的な人々の住む星だと聞かされており、私も2018年8月10日のその時まではそう信じていた。

 

 

8月10日、夜。食事の支度をしましょうか、と言って立ち上がろうとした時、私は再び視界を失った。
部屋には電気が付いており、夫も傍にいたが、私も夫も(おそらく)同じ痛みを頭部に感じていた。
それはまるで機械で頭をグイグイと締め付けられるような痛み。頭蓋骨が割れる寸前まで私たちは苦しめられたが、それが遠い星の人の手によるものだとはっきり分かったのは、夫がその行為を遮る怒鳴り声をキャッチしたからだった。
━ 詳細はここでは省略して綴ります。

 

 

長文なので、次ブログに続けます。