霊質劣化とスピリチュアル vol.1

XやFacebook、或いはYouTube上を見渡すと、一定数の教訓屋が存在します。
「これこれしかじか‥云々、だからこうしなさい。」と言うような、発信者独自のルールや身勝手な道徳心から放たれた言葉で、その文言に触れた人たちの心を拘束し、罪悪感を与えた後に指導をする自称スピリチャリストや指導者たち。
私はそういう人のポストには、今後絶対に安易に「いいね」等を残さないと決めました。

これまではSNS上の社交辞令のルールにある程度従いながら行動して来たのですが、それでは世の間違いが一掃されないと痛感したからです。 

 

実に多くの自称「預言者」や自称「コンタクティー」が虚言をweb上に乱発しており、虚言が虚言を呼んで互いに依存し合い、虚言者Aから虚言者Eへと虚言が伝播するうちに、虚言の方が真実であるようなまことしやかな真実の反転が生まれます。
現在のスピリチュアルの大半が、真実の反転を正論のように偽装しています。

 

何故、多くの人たちが真実を見抜けないのか‥?
それは人口増加と、それによる人々の霊体の枯渇に他なりません。
霊体枯渇者同士が軒を連ねたスピリチュアルからは、真実も未来も語られません。

 

未来の出来事は過去の実例とは関係なく訪れますが、それは荒唐無稽で無秩序な出来事とは限りません。

特にここ最近「2025年7月5日説」と言う陰謀論が漫画家・たつき諒氏の夢日記に端を発して語られているようですが、仮にそれが震災や噴火等のような現象であれば尚更、いち人間が地球の動向を言い当てることは不可能に近いとも言えます。 

何故なら地球の活動は、地球自体の生理現象だと言えるからです。

分かりやすく説明するならば、自身が「いついつ何月何日、何時何分に必ず下痢をする」と言う予言や予告が不可能である‥、それと同じことが地球の営みに於いても言えるからです。

蟻に人の生理現象をコントロールしたり支配することが不可能であるように、人が地球や宇宙の営みをコントロールすることも又不可能であり、不毛です。

 

但し中には大過去に人生経験或いは他の文明世界に生きた経験を持ち、その記憶を自身が何代にも渡って持ち越して来た変遷を経て現世に転生する例もあり、そういう人たちは自分自身の為すべきことを人生スキルに活かしながら生きる術を持ち、その意味を知っています。

そういう特異な例の真偽を見抜くには、その人物の「仕事」を見れば一目瞭然です。

「何の技能も持たず、社会貢献の蓄積すら無いにも関わらず口だけは達者」な人の話は、殆どの場合に於いて眉唾物だと判断した方が身のためです。

なぜならば一個の技術を習得した経験も持たない人が、それ以上のスピリチュアルなスキルを得ているとは考えにくいからです。私が本記事の冒頭で述べた「教訓屋」とは、その類の「口先星人」(これは勿論造語ですけど‥) を指します。

口先星人の大半は妄想が激しく、身の丈に合わないレベルの強い欲望を心の中から発します。その欲望や欲求には際限がなく、場合によっては欲望を成就させるまで妄想を語り続け、大勢の人々を自身の支配下に置くための言動を一貫させるケースもあります。

 

人も未来も流動的であることを、彼らは絶対に許そうとしません。そういう人を見掛けたら、先方には分からないように距離を置いた方が身のためです。