人類の執行猶予 朝、もう消えてしまった筈の神のギフトはそのまま、地上に溶け入るようにそこに在る。温厚な自然神を思わず仰ぎ、まさに今この奇跡の瞬間を魂に刻んで行く。 『あと少しだけ、時間をあげましょう。』そう‥ 確かに誰かが囁く時、再び雨が降り始めた。
自然神からの伝言 涼しい夜は束の間のフェイント。コロナ禍がくれたささやかなギフト。人類が活動を止められたらここまで夏が快適になるんだと言う、自然神からの無言のメッセージ。 未だ間に合う。人類は今すぐ、生き方の全てを修正すべきだ。 🌎『間もなくこのギフトは消滅します。』‥