特にこの半年間の私が表舞台から一歩引いた状態でどこに向かっていたのか、‥それはこのブログの記事を追っている読者の皆様であれば薄々感じておられることでしょう。
諸々には相手が居て、相手のプライバシーとも深く関わることなので、詳細を深く掘り下げることが出来ません。ですが最近の私の体調と然る現象を照らし合わせれば、おのずと私が何を照らし、何を祈り続けているのかについては概ね察しがつくことと思います。
「大いなる仕事には大いなる責任と代償が付きまとう」とは、夫 天野玄斎の言葉です。
それについては同感ですし、実際に私も心身共に傷を負いました。勿論公的な活動の一部にも傷が入り、支障が出ています。でもそれも含めて「祈り」だと肝に銘じていますので、受け入れて突き進んで行きます。
今年で結婚してから15年が経過します。
15年前の私はと言えば日々スピリチュアルなことに精力を注いではいたのですが、どこか違和感や不自然さも感じていました。最近になって自分自身 (生身/ 霊体/ 感覚) をようやく統合出来るようになり、やたらに「スピリチュアル」等と言う言葉を使わずに自身を表現し、社会生活の中に上手く立たせられるようになったと思います。
なので時々SNSのDM等に寄せられるメールにも、余り熱心に返信が出来なくなりました。
全ては実在です。自分も魂も、そして神々も精霊も含め、全ては実在します。なので「見えない世界が見える」‥ 等と言うまやかしの言葉が、今の私にはとてもうすら寒く感じてなりません。
なぜならば私には「見えない世界を見ている (見える)」と言う感覚が、元々なかったからです。巷のその種族を凄いとは思わないですし、むしろ「見えない世界」とは何を以てそう言えるのかと言う彼らの説明を聞いてみたい好奇心にも駆られます。
でも、おそらくそれは時間の無駄、徒労に終わることでしょう。
私には実在する神々との約束や契約があり、その為の祈りに集中しなければなりません。
私は「見えない世界」は語りません。私の語ることは全て、私には見えている世界や世界観であり、それを形にする手段が音楽や音楽評論、執筆と言うことになるのでしょう。
とても普通のことで、とても自然に全てが営まれる感覚。その一部が霊界だったり神界で起きていることだったりします。

今年の春、一生にたった一度しかない還暦の春の桜を私は見ることが出来ませんでした。一年の中で最も美しい、そして一生に一度の還暦の春、私は一ヵ月近く高熱と微熱の目まぐるしい往復にうなされている間に、春は駆け足で去って行きました。
これほど酷い風邪を引いたのは、おそらく人生で初めてかもしれません。
親しくしている神々が私を気遣い、天界の美しい春を見せてくれたことはとても感動的でしたけど、還暦の桜が見られなかったことが何か‥ 私の遠い将来を暗示しているようにも思えて恐々としていることも又事実です。
リラ星最後の巫女だった私が今世、リラ星最後の巫女の妹とニアミスし、半ば敵対関係に押し込まれたのも又因果としか言いようがありません。
闇に光をあてることを第二のミッションとし、今それを実行している最中です。既にその仕事が形になり始めていることは、私のブログを遠巻きに読んでいる方々であればご理解頂けると思います。ですが私はその旨を、自分の言葉で放つことが出来ません。相手にもプライバシーがあるからです。
なので粛々と「祈り」と「照らし」を継続し、この世界が正しい方向に向かって進んで行けるよう、ささやかにお手伝い出来れば良いと思っています。

今日は一ヵ月ぶりに骨身にしみる程、音楽を堪能しています。まだ微熱でゆらゆらしている体とは言え、生活から音楽を抜くことは私にとって、酸素を奪われるに等しいこと‥。
最近の「世界の音楽」の新譜チェックは、以前より内容が薄くなって来たせいか、ときめきが薄れています。
でも考えてみればそういう感覚 (ときめきとか、感動とか‥) を私は、自ら生み出して世に放つ側の人間。それを自分自身にも言い聞かせ、受け身で音楽を聴くのではなく攻めの姿勢で世界中の音楽を聴くことにしています。
すると意外に色々な発見があり、色んな楽しみ方が見つかります。
音楽はまだまだ発展途上です。どこかの時点で音楽がマスコミの餌になり果て、地球上の音楽は今呼吸困難な状態に陥っています。
似たような音楽をその時々の流行りに従って、多くのミュージシャンが先を争うように生み出して行くものの、全ては商品。それを私は「音楽」とは呼びません。でも「音楽」とは呼べない音楽が今の大多数であり、真の音楽や音楽家たちがメディアの靴底に踏まれて地下に潜り込んでいるのが現状です。
そうこうしている間に段々と本物は自身の仕事や夢に絶望を感じ、諦めを感じ、本来進むべき道を後退しているのが分かります。
私はそこに光を当てています。それが私が毎週末放つSpotifyのプレイリストだったり、音楽評論エッセイだったりします。なのでもっと多くの方々にそれをシェアして頂きたいと思うのですが、こういうことは双方のタイミングもありますし、なかなか同時進行して行くことは難しいです。
以下のリンクは、Didier Merahが放つ最新のプレイリストになります。
皆さまへ、是非今年叶わなかった春の余韻を一緒に楽しんで頂ければありがたいです。
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