昨日 2023/12/01は2021/12/01に先だった実母の三回目の命日でしたが、母の葬儀が亡くなった実弟の奥様により私には徹底的に内密にとり行われた為、私はじっと母の毒気だらけの圧から身を潜めて静かに家の中で過ごしていました。
周辺でざわざわと親戚等の吐息を(霊感のようなもので)感じ取ってはいましたが、兎に角家から出ないよう静かに、本当に静かに過ごしました。
一方私の音楽熱はかなり過熱傾向にあり、現在色々なラテンのクラシックから特に最近ハマって聴いているFazil Say(ファジル・サイ)のピアノ曲を注意深く片っ端から聴いています。
Fazilのピアノ作品の中でも特に、“Black Earth” が群を抜いて秀作と言えるでしょう。
勿論作曲者自身が奏でる “Black Earth” も素晴らしいですが、個人的にはウクライナ出身の現役音楽教師 Nataliya Tkachenko(ナタリア・トカチェンコ)が奏でる同曲の表現がとても美しいので、そのバージョンを何度も何度も聴いています。

名曲 “Black Earth” の中には数カ所プリペイド・ピアノで演奏しなければならない箇所があるのですが、自宅に生ピアノを持っていないので私はその箇所を通常の奏法で演奏することに決めて、昨日楽譜を取り寄せたところです。
短い記事ですがこの記事の最後に、Nataliya Tkachenkoが奏でる “Black Earth” の音源のリンクを貼っておきます。
この作品を聴いていると、まさに今の地球の悲鳴が随所に散りばめられているようで、少し苦しさも感じます。ですがそれより何より楽曲の美しさが、悲しみや悲痛さを凌駕して行きます。
名曲中の名曲だと思いますので、是非興味のある方は聴いてみて下さい🎵
折角ですので、原作者 Fazıl Say の同曲の最近のパフォーマンス動画も掲載しておきます。
此方は此方で物凄い迫力があり、個人的な好き嫌いなど挟む余地のない素晴らしい表現です。
“X” (旧Twitter) の埋め込みがどういうわけか反映されないので、リンクのみ貼っておきます。
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