2025年11月3日、無事に61歳を迎えることが出来た。
とは言え今年は春先から病気やケガが続き、現在もめまいと足の爪の膿み (巻き爪) に悩まされているが、それ以外は比較的元気に過ごしている。
11月3日、夜、大好きなイタリア料理で夫と神々と共に、生誕祭をこじんまりと開催した。
神々氏名の列挙はここでは回避するが、錚々たる面々からの祝福が寄せられ、宴は翌々日の昼まで続いた。
大好きなイタリア料理店ではBGMにアンドレア・ボチェリやエロス・ラマゾッティ等を中心とした音楽がランダムに流れ、束の間ではあったが過去世に生きたトスカーナの原風景を思い出しながら舌鼓を打った。

⇧ 上の画像は「鹿肉のソテー」。
鹿肉の下に敷かれたイタリアのキノコが又、良い仕事をしてくれる。
私たち夫婦は、神人共食中はアルコールを一切口にしないので、当日の飲み物はペリエonlyで。これが味覚をさらに鋭敏にしてくれるので、料理の味を際立たせてくれる。
この日はシェフに献立をお任せしたイタリアン・フルコース。次から次へと、シェフの気迫溢れる料理が運ばれて来る他、上空に出揃った神々の取り計らいでお人払いと相成ったのか客は私たち夫婦を含め3組だけだったので、シェフの私たちの料理への集中力も過熱したように感じた。

⇧ 上記は、唐辛子を練り込んだ手作りパスタ。イタリアントマトとしらすが良い仕事をしている🌶️
一皿一皿の紹介があるので、今にして思えばそちらの方を録音しておけばよかったと後悔‥。
各料理の名前を、店舗を出た瞬間に忘れてしまうと言う失態。でも脳と霊体に味を刻み込んでおいたので、後から味を霊体に復活させることは可能だ。
丁度このパスタがテーブルに届いたタイミングで、以下の曲がかかっていた。にわかに曲名を思い出せなかったが、エロス・ラマゾッティの声だと言うことは直ぐに分かった。
コースの中盤に入っても、前半に届いた「モンサンミッシェル産のムール貝の白ワイン蒸し (正式な名前を訊き忘れた‥) の味が抜けて行かないのは、上空で神々がかなり長い時間をかけて料理を蒸し返しながら堪能していたからだと思われた。

神人共食の主催者は概ね天照大神と決まっており、当日は富士山の自然神もお出ましになった。私たち夫婦を富士山の麓に移住しないか‥ と誘致してくれている、頼もしい神である。
BGMはアンドレア・ボチェリの『Anema E Core』へ。
居ても立っても居られず、サビノ神父がナプキンで目頭を拭う姿が届く。
この曲は古いカンツォーネ。今でも多くの新旧カンツォーネ歌手が、こぞってカバーする名曲中の名曲だ。
アンドレア・ボチェリの声も表現も正統派なので、思わず私も少しだけ涙ぐみながら料理を口に運んで行く。
思い返す過去世の色々‥。
サビノ神父はイタリアから佐賀、そして東京へと移り住み、途中母 (故) の母校である聖心女子大学の専属の神父に就任し、その後は横浜は秦野にある教会の専任の神父に就任するが、1983年に信者宅へ向かう飛行機の中で逝去。
持病だった心臓病が悪化し、機上で発作が起きたことによる死亡とのことだった。
上空の神々は珍しく静まり返っており、無言で私たちの味覚を借りて料理を堪能しているご様子。
メインの「鹿肉のソテー」までを一気にお召し上がり頂いた。

61歳にもなって余り仰々しいパーティーもどきにはしたくなかったので、店舗には私たちが着席してからコソっと‥ その日が私の誕生日である旨を伝えたつもりが、届いたデザートがこんな感じに仕上がっていた。
デコレーションに少し時間を要したみたいで、かえって申し訳なかった。
BGMはこの曲 ⇧ になっていて、これが又いい感じで場を盛り上げてくれた。
良い料理も良い音楽も、時間を越えて行く力を持つ。そして長く記憶に留まり続ける。
そして多くの神々や自然神の面々に見守られながら、生誕祭は無事終焉。‥だが、そこからが長かった。
料理の余韻覚めやらぬ神々はなかなかお帰りにならずに上空に残られ、二日後の夕刻を合図に解散されたご様子だった。
今年は色々な病気や怪我に見舞われたが、夫や周囲のサポートを受けながら何とか乗り切って来られた。女性特有の色々な症状も体に現れては消える今日この頃ではあるが、ここからはひたすらスローライフを心掛けながらのんびりと生きて行きたい。
そして数年以内に新しいアルバムの構想にも着手し、70歳をメドに各アルバム楽曲の楽譜化も予定している。
当ブログを読んで下さる皆様と共に良い一年を歩んで行けたらと、願ってやまない。
Spero di trascorrere un anno fantastico insieme a tutti voi che leggete il mio blog.





