魂が飲むお茶

 

 

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この一ヶ月間、いえ、この一年の間に私の身に起きたことを伝えることは、とても難しい。
喜怒哀楽とか生活上の不都合だとか、或いは気分の落ち込みだとかそんな領域を超えて、私は何度となくこの世のものとは思えない何者かの念のようなものに命を狙われたと言っても過言ではなかった。

TwitterやFacebook Page等への投稿が激減したのは、そんなあれこれを伝える手段を完全に失ってしまったからだ。
勿論つぶやけないこともなかったのかもしれない。だがいざ、本当にそんなことを文字にしてつぶやいたとしたらきっと、こう言われたに違いない。

遂にこじれちゃったね あの人…。

 

笑いごとではないことが最初は偶然のように私の身に起きて、それが次第に連続性を帯びて来ると流石に笑いごとでは済まなくなった。
夏には両側の奥歯2本がいつの間に折れてそこがしくしく痛み出したし、同じ時期に私は頭蓋骨をハンマーで叩き割られるのではないかと言うような、別世界からの機械的な圧を察知し、それは私のみならず夫の霊体までも完全破壊に近い状態で打ち砕いた。

生きて今日を迎えられたことが奇跡だと言っても好いくらい、私も夫もボロボロになりながら毎日を慎重に乗り越えて来た。

 

魂(霊体)の損傷は今も治らない。
ちょっとしたことで直ぐに疲れるが、食欲が減退するわけではないのでこれがいわゆる肉体に起きた危険な病いではないことは直ぐに分かる。

そう、問題は霊体の著しい損傷だ。

 

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そんな中、本当にこのままでは私はどうにかなってしまうだろうと思い、夫が私を色々なところに連れ出しては食べたいもの、飲みたいものを存分に楽しませてくれるようになった。
勿論我が家の経済状況は相変わらず楽… からはかなり程遠く苦戦を強いられてはいるものの、今の我が家で出来る息抜きを片っ端から試して行った結果私は、この半年間で山のようにお茶を飲む楽しみを得ることが出来た。

 

中でも凄かったのは、Mighty Leafの「ジンジャーツイストと言うお茶に出会ったことだった。

 

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今もこの記事を書きながらこの上記のお茶を飲んでいるが、喉の渇きが潤うのは勿論のこと、あえて極端な表現を選ぶならば「魂が飲むお茶」と言っても過言ではないくらい、今の私の魂や霊体にこの黄色い液体がしんしんとしみ渡る度に私はほんの少しだけ生き返る。

 
かつて私はハーブティーのソムリエのようなものを志した時期が少しだけあったが、その時に「ハーブティーは最初の一杯目で全ての栄養がお湯の中に溶け出てしまう」ことを学んでいたので、夫の助言もあり、残ったティーバッグを耐熱ガラスに張ったお湯の中に入れて、その香りで蒸気を立ててそれを吸い込むことで長時間香りの余韻をも楽しんでいる。

 

先月は台湾のお茶を何度かたしなむ機会にも恵まれ、東方美人や金萱茶(きんせんちゃ)を本場台湾式の飲み方で粛々と楽しむ他、自宅に複数の紅茶の茶葉を買い込んでそれでミルクティーを大量に飲んだり… と、兎に角お茶の魅力に私は完全に圧倒された。

 

 

体調がなかなか回復しない中、つい先日も「圧」による体の不調が勃発しなかなかブログも書けずに居たが、なんと言うか… 今日はひょいっ❣️ と勢いがついたみたいにキーボードの上をスラスラと指が滑り始め、こんな時だから書ける記録を残そうとこの空間に潜り込んだ。

 

とても短稿ではあるけれど、今日のブログは一先ずここまで〆
無理は禁物なので、軽く緩くこうして記事が書けたことに感謝して、続きのジンジャーツイストをゆっくり啜ることに致したい。