日々の言葉 2026/10/26 ~ 2026/11/01

目次

・26/10/26 Mon. 『強烈なスパイク』
・26/10/27 Tues. 『品格』
・26/10/29 Thur. 『句会‥』
・26/10/30 Fri. 『魔の日』
・26/10/31 Sat. 『静かな区切り』
・26/11/01 Sun. 『62歳を祝う』
 

26/10/26 Mon. 『強烈なスパイク』

14時半 🕝️、銀行の担当者から毎月末の報告の電話が来る。
優秀過ぎた前任者が系列会社に転勤になり入れ替わった後任者がポンコツ過ぎて、担当者を変えて貰ったがそちらもかなりポンコツだ。

話題も貧困で、業界内でしか通じない特殊用語で毎回まくし立てられている内に、必要もない単語を覚えさせられる羽目に陥っている。銀行の担当者と話す時以外に出番のない単語を、果たして覚えることに何の意味があるのだろう。

前任者は顧客にそんなことはさせなかった。一つ一つが丁寧で、痒いところに手が届く銀行員だった。話題も豊富で、人としても魅力的な銀行員だった。

そういう人からある日、急に居なくなる。
おそらく栄転。だがそのことが前任者にとって吉となるか凶となるかは正直分からず、シュールな情報筋では意外な結果を導き出す可能性について聞いている。
※ここには書けないが。

身辺整理と貴重な歌集の書写及び長編の作歌を進めており、新しい活動のレールの輪郭が見えて来た。
相方以外、未だ誰も知らないピッカピカのレールが粛々と敷かれて行く。

思えば例の件は、良い切っ掛けを連れて来た。
常に隙間から目を離してはいけない、死角に強烈なスパイクを打ち込んだ時のそれに似た気分だ。
 

26/10/27 Tues. 『品格』

技術、スキルと品格とは連動していると思うが、そもそも土台となる品格を併せ持って居ない人にはサッパリ訳の分からん話しだろう。

一つ一つの単語のセレクト、それにともなう丁寧語の選び方、言葉の出し入れのタイミングや美しさに至るまで、これは教育された者とそうでない者とに分かれて行くから厄介だ。
私は前者なので、ある程度はどこのどんな接待/接客にも順応出来る。だが私はホテルマンではないので、一方的に相手に合わせたりはしない。
誰彼構わず媚びへつらい手揉みをすればある程度衝突は避けられることも知っているが、もうそんな歳ではない。
最近、複数の口論やトラブルに端を発した人との別れが相次いでいる。

私は表現者でありたい(職人ではなく)。今はその物差しを音楽から、短歌/川柳或いは俳柳に合わせているに過ぎない。
洋服や歌詞の作成に似て、私にとってそれらはは尺と様式美を合わせるだけのことである。
表現したい世界が先に在る者の宿命を背負いつつ、ギョーカイの悪しきルールには絶対に振り回されない、これも品格が為せる技。

そこに居る人が持つ感性と品格が主役なのだから、私は私を淡々と生きて行く。
 
 

26/10/29 Thur. 『句会‥』

夜遅く某川柳句会のサイトを見に行ってみたら、じんわりと評が出て居た。
案の定の結果。意味のある句を出せば出す程空振りになるのが某句会の空気として定着しているらしく、該当句会はそろそろ参加を終了しようと思う。

「─行儀よく並んだ骨のトラフィック」: 七澤銀河

⇧ お題「ハロウィン」に対して、こんなに分かりやすい句があるだろうかと不安はあったが、その不安を斜め上から覆すコメントには驚いた。

【なぜ骨が並んでいるのか、その流れがなんなのかさっぱり分からない句】
 
‥ハロウィンの本来の意味も発祥に於ける知識のない人のコメントには、少し傷つきもしたけれど、上記のコメントを読んで私の気持ちが固まった。
該当の句会やこの集まりと、距離を置くことにした。

とは言え、他の句会でも同様の空気が流れているのが気になるところだが、相方曰く「意味がないと言う正解に辿り着く方が楽なんだろうね。意味を深く考えなくて良いような歌や句がウケるのは、霊質劣化の果ての現象だから、七澤がそれに合わせる必要はないと思う。」と。

私は「幽玄」を目指したい。そこに私の求める表現の原風景があるのだから、その記憶と経験の蓄積にはどう足掻いても逆らえない。逆らう必要もないと思っている。
意味のない文字のこねくり回しを楽しむのではなく、意味を感じて欲しいと言う、表現者としての素直な感覚を大切にしたい。

他の句会にも上記句会と似たような現象を多々見掛けるが、私は変わらず王道を歩みたい。

良い切っ掛けを下さった人の元を遠ざかるのは少し残念ではあるが、きっとその空間が私には合っていないのだろう。
今後は「レベルが低い」等と言われないよう、キリリと武者修行に出るとする。
 
 

26/10/30 Fri. 『魔の日』

Dany Brillant

 
今日は亡くなった母(毒親)の誕生日であった。それらしく悪夢を沢山見て、すこぶる気分の良くない日だった。
食欲も低下し、胃も神経も疲れた。相方に何度かヒーリングをして貰い、なんとか夕食のラーメンだけはお腹に仕舞ったが、胃腸は重かった。

気になるシャンソンの新譜があったので、試聴してからブログに収めて行く。私にとって音楽の作業は短歌/川柳の上位に位置する禊でもあり、絶対に外せない。
毎週末は「世界の音楽」の新譜チェックに忙殺され、しばし文字の世界から遠ざかる。

概算、週の半分程度しか文字執筆はしていないが、短歌と川柳はあくまで副業の位置づけなのでやはり私は音楽の作業を最優先したい。
そして次いで「祈り」。執筆はその次になる。
なので執筆関連のストレスが折り重なった時は、思い切って文字から自分を切り離すことに決めている。

ダニー・ブリヤンの新譜、なかなか良かった。
 

 

 
26/10/31 Sat. 『静かな区切り』
 

 
毎日はそれぞれが、一話限りの物語りかもしれない。持続性を求めなければその都度都度が美しく始まり、美しく終わって行くだけのこと。

でも人は物語りを生きて居るのではなく、そこには葛藤も絶景もあり心と記憶が宿る。
だから一瞬たりともなおざりにはしたくない。
茶化したり茶化されたり、私の断片をゲームや酒の肴のように扱われたくない。

真剣勝負には真剣に向き合った分の答えがあり、逆も又然り。

ここで一度、襟を正し直す。
軸足は増えたとしても、全ての車輪が空回りすることの無いよう細心の注意を払いたい。

新たな出会い、休止符に感謝。乾杯!🥂
 

26/11/01 Sun. 『62歳を祝う』

 
2026年11月3日で、私は62歳を迎える。
本当は当日に何か小さなイベントを‥ と思っていたが、店舗の予約状況等の都合で2日早い11月1日の小さなお祝いの儀を設けた。
 
毎年訪れるこの日。途中「何度祝ったところで毎年同じことだし‥」等と思い特にお祝いをしない年もあったが、今年は数日前の明け方の夢に大勢の亡くなられた知人や友人が現れたこともあり、しんみりとお祝いをするつもりが神界の方が派手に賑わった。
少々シュールな話に脱線してしまうので神界側の参列者のお名前の列挙は控えるが、そうそうたる面々が集まりとても豪華な夜を過ごすことが出来た。
 
写真は「エゾ鹿肉のソテー」。今日最も食べたいお料理の一つで、上空の神界もざわついた。
味覚を神々と共有すると、実際の感覚も覚醒する。口内が百倍にも拡張したような感じになり、お料理の美味しさの度合いが一気に変わる。まさに今日の宴がその状態だった。
個人的に絶対に食べたかった「モンサンミッシェル産 ムール貝のワイン蒸し」もひと皿二人分を夫婦各々で味わうことが出来たし、メインのお肉料理も二種類を堪能した。
イタリア料理にベストマッチな音楽のサポートもあり、濃厚な宴をしみじみ噛みしめた。
 
サビノ神父をはじめとする亡くなった知人の面々‥、シャンソニエ「蛙たち」の元オーナー: 横井公二さん、シャンソニエ「BOUM」の古賀力さんと奥方: 芳賀千勢子さん、歌手の高木椋太さん、そして何と言ってもオルネラ・バノーニが駆けつけて来て下さったことが嬉しかった。
幸先の良い一夜。ここからの一年はきっと、とても華やぐことだろう。
何より相方には足を向けて寝られない。何度も何度も懲りずにヒーリングを施してくれた相方に、この祝福のエネルギーを全て預けたい。
 
本当に、いつもありがとう。
 

 

noteバージョン: https://note.com/didiermerah/n/n627223f8f27c


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