ポジティブシンキング

lucas-davies-500449-unsplash

 

テニスの大坂なおみさんが、全米オープンで日本人としては初の優勝を遂げた。ゲーム内容は勿論素晴らしかったがそこではなく私は、ふと‥ 彼女を後ろから支え抜いているコーチに興味が湧いた。

 

サーシャ・バイン…..

彼の褒め方は日本人のコーチには無い語り口で構成されており、窮地に立つ人の気持ちをよく知った者或いはその状況に対し咄嗟かつ理知的な対処能力の秀でた人にしか、それを口にすることが出来ないのではと感じる。

大阪なおみ選手とサーシャ・バイン監督、おそらく二人は見えざる糸で繋がった「同士」かもしれない。出会うべくして出会った二人だからこそ、双方が自身の力量を余すところなく発揮出来る唯一の関係性がそこに在る。

 

私の場合は夫。

常に自己評価の低い私を彼は、一度たりとも間違った同調をしたことも無ければけなしたことも無い。
レコーディング直後の私は自分が演奏したものに対し、殆ど満足したことが無い。あそこをもっとこうすれば好かったのに… とかあの箇所はもっと指が動いた筈なんだけどどうして出来なかったのか… とか、もう信じられない程グズグズ言いながら寝室に倒れ込む。

そんな私に彼は、「まぁまぁ、ホントに好かったんだけど少し頭を冷やしてから聴いてみようか。」と言い、大体においてその後二人で街に繰り出しては失敗談から私を解放するように職人が淹れてくれる温かいコーヒーを飲み、歓談に耽る。

このプロセスはこれまでの全てのレコーディングの度に続いている。

 

ポジティブシンキング……..

ずっとこの言葉が嫌いだった。一期一会と言う言葉と同じくらい、私はこの言葉を発する人に対しては嫌悪感しか湧かなかった。だが今は違う。

何故そう在り続けられるか、或いはどのようにしたらそうなれるのかについて、私なりに少し苦しみながら考え続けた結果、一つの答えに辿り着いた。

全てに於いて思いや夢を実現するには絶対的に技術が必要であり、自身がどのくらいの技術を身につけて居るかについて常に考察すること。
そして効率的にその技術を向上させる為の練習プログラムに常に注意を払い、少しでも無駄や過剰負荷を察知した時は都度都度それを改善すること。

 

私の日々の練習がその繰り返しであり、その集大成が私の各音楽アルバムに投影されていると言っても過言ではないだろう。

 

 

長年、ジャズと和ものが大嫌いだった私に、夫が「和ジャズ」と言う企画を持ち込んで来た。

苦手なものを二つ足して持って来るなんて何ってことをするんだろうこの人は‼️ …とは思ったものの内心、苦手なものを二つ足したら何が出て来るんだろうかと言う微かな好奇心が胸の中で湧き上がった(笑)。

そう言えば昔っから常に、強敵に挑みながら生きて来た。勿論「誰」と言う名前はここには出さないけれど、それが人である場合もあれば課題そのものだったこともあり、その度に私はそれらの挑戦をほぼ90パーセント、クリアして来た。

今回もそう出来たと言っても、誰からも咎められはしないだろう。

自信作『Wa Jazz』が完成した。

 

WaJazz_TrackList

 

その曲目リストがこれ ⇧ である。

 

さぁ、実際にこれが音楽としてこの地上を駆け巡る時、何が飛び出して来るだろうか。

乞うご期待🤗‼️

 

 

英語が上達しない理由

hollywood-studios-orlando-disney

 

高校受験まではひたすら受験英語とやらに夢中になった日々。そこそこ聞き取れたし、そこそこ話すことも出来た英語。
高校受験ではヒアリングに困ることもなくすんなりと突破した英語。でも高校受験を終えた途端に、それまでの自分ではないみたいに英語が全く聴き取れなくなって行った。

何とかそれまで培った英語のスキルを落とさぬようにと、高校ではW・ムーアと言うアメリカ人教師の英語の授業を選択するものの、本当に信じらない程ネイティブの英語が聴こえなくなった。

 

1998年、渡米の切っ掛けを得るものの私はとことん英語から逃げた。

心の闇を抱えていたことには当時全く気付かず、とある音楽の仕事(公式・非公式を含め)を表向きの理由にL.A.に飛ぶものの、機内ではマレイシア人の英語が比較的ネイティブからは遠くカタカナっぽい発音だった為、逆に聞き取りやすかった‥ と言う以外、殆どの現地の英語が濁った音楽のようにしか聴こえて来なかった。

 

帰国してからは何故か英語ではなく、インドネシア語とかスペイン語に気持ちが揺れ動き、これまたやめときゃいいのにインドネシア語の駅前留学を決意し一年間で日常会話ぐらいは何とか聞き取れるところまで漕ぎ付けた。
だが、使わない言葉はやがて脳ミソからも記憶からも必然的に抜け落ちて行く運命。その言葉通りに、今ではインドネシア語も殆ど聴こえないし話せなくなってしまった(笑)。

 

色々生活のベーシックが落ち着いた段階で再度、英語の駅前留学にトライしようかと言う話で先日夫と盛り上がった時に彼が、ふと放った言葉が何とも印象的だった。

 

最近の私は兎に角人の居る場所からなるべく遠ざかり、遂には人混みの中に自身を置いても全く一人になれるおかしな技を身に着けた。

人の話し声、人の念、人が持つ本音と建て前のリバーシブルにとことん疲れてしまい、それは私が持つ「人の心の声を聴いてしまう能力」が原因だと夫は言う。確かにその通りだった。
それが英語であれ母国語であれ「人の心を人の言葉よりも先に聴いてしまう」以上、とどのつまりは私にはそもそも言語など必要ないのではないか… と言う究極の回答に辿り着く。

 

要は、言語を必要としないから同時に英語も私にとっては必要ない。
よって英語が上達しない……

そう、⇧ 究極の回答に辿り着いてしまったことになる。

 

 

Los-Angeles-skyline

 

音楽を奏でている限り、おそらく私がことさら英語を必要とすることは将来的に無さそうだ。
繊細なニュアンスを含む表現を言語で伝えるには通訳を通せば好いし、私の作品はほぼ100パーセント黒玉だけで伝え切ることが出来る筈。

 

そう言えば、世界の北野武はハリウッド映画の中に在っても、セリフの殆どを日本語で通した、それが許される逸材だったと言われている。私が世界の壁を超えることが出来れば、おそらく私の下手な英語よりも母国語の響きの方に価値が増す筈。

勿論日々、SNS等ではなるべく英語を読んだり聴いたりするよう心掛けているけれど、最近の「人間嫌い」の私が大勢の人の居るところで積極的に英語を話す日が来るような気がしない。
ならば母国語のスキルを徹底的に上げて行く方が、何かと前向きではないかと最近思うようになった。

 

Didier Merahと言う名前を授かった私の体には多分、日本人の血が半分は流れている。この名前を得た時には、数年後には渡米して海外暮らしを始めるだろう… と思っていた。
だが、今の私は森と神社の街から一歩も外に出ることもないし、出たいとも思わなくなった。

 

 

pexels-photo-91505

 

近い将来、大好きな国内の河を巡り歩くのが私の夢。
海ではなく、河を…。

 

今日のBGM。Sławek Jaskułke(ポーランド🇵🇱️)の美しいジャズ・アルバムより。

New Album 『Mother Earth』 配信開始

Mother_Earth_1024x1024

Didier Merahのニューアルバム『Mother Earth』 解禁。

いよいよ地球全土で配信が始まりました。

 

New Album “Mother Earth” (by Didier Merah)
Now on Sale!🌏

iTunes Store: https://geo.itunes.apple.com/jp/album/mother-earth/1348765132?app=itunes

🇯🇵Amazon(JP): https://www.amazon.co.jp/gp/product/B079TG4N1Z/

🇺🇸Amazon(US): https://www.amazon.com/gp/product/B079T78L79/

🇬🇧Amazon(UK): https://www.amazon.co.uk/gp/product/B079THS5WR/

🇫🇷Amazon(FR): https://www.amazon.fr/dp/B079TJK7DD/

🇮🇹Amazon(IT): https://www.amazon.it/dp/B079THR3PW/

🇪🇸Amazon(ES): https://www.amazon.es/dp/B079TK9BWT/

TIDAL Store: http://tidal.com/jp/store/album/84711835