三浦春馬さんに続いて芦名星さんまでが、ふっと旅に出るみたいにこの世を後にして行きました。
ドラマ「相棒」ではしっかりと脇を固める、美人かつ演技派の女優さんでした。
今朝まで、昨日まで、さっきまで‥ 仕事関係者と連絡を取り合ってその数時間後の突然の死(メディアで報道されていた内容をまとめると)。
本当に信じられない‥。
若い世代が絶望を感じるような何かが、この時代には潜んでいるのかもしれません。
こう次々と大好きな人達が消えて行く今、私はあらためて「命」とか「命の重さ」「命の上限」について考えています。
新型コロナ肺炎では生きたくても生きられない命がこの世を後にし、今も多くの亡霊たちが行き場を求めて現世を彷徨い続けているような気がします。
そんな一方でメディアに次々と流れて来る訃報の数々が意味するものとは、一体何なのだろうかと‥。

命の上限について、思いを巡らせています。
生きられるだけ生き続けるのが生命の宿命だとこれまで私はずっと思っていましたが、そうではなく自らの手で最後・上限を決めてそれまでの全てをリセットする時の故人の思いとは‥。
今日は何を見ても何を聴いても、けっして明るい気持ちにはなれません。
芦名星さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。