HR.001 神々と夜更けに燻す初鰹
HR.002 千年の都市伝説を覆う藤
HR.003 星々はミサイルの尾を絡ませる
HR.004 霊魂を分け合いながら手を繋ぐ
HR.005 南国の小鳥の歌が止んだ朝
HR.006 綿雲を積み上げ眠る世界地図
HR.007 どこからが夏風邪なのか星に訊く
HR.008 神棚に月を飾った丑の刻
HR.009 釣り鐘を空に仕舞ったピアニスト
HR.010 黒海を駆け抜けて行くアラベスク
HR.011 亡霊を追いつめて行くワンコイン
HR.012 体内に火星時刻を持つ少女
HR.013 僕たちはアンビバレンスを認め合う
HR.014 純白の手紙を燃して埋めた午后
HR.015 鞄から虹がこぼれる音階で
HR.016 月に蒔くポトスの蔓で埋まる壁
HR.017 押し黙る羽《はね》を捥がれたアゲハ蝶
HR.018 回らない観覧車みたいなベッド
HR.019 水の星 雨を産卵する地球
HR.020 フラジャイル 人は仮病と言うけれど
HR.021 サーカディアンリズムが消える月曜日
HR.022 風が鳴る 南南西の上手《かみて》から
HR.023 ダンサーは輪舞しながら降りて行く
HR.024 エスターテ日時計をまた巻き戻す
HR.025 咳をする夢の残りを燃すような
HR.026 雨おんな前世の君は雪だった
HR.027 エミューの背 牛蒡の風が立ち上《のぼ》る
HR.028 神獣《しんじゅう》の役目を担うコハクチョウ
HR.029 ギターラの渇いた土を削る音
HR.028 神獣の役目を担うコハクチョウ
HR.029 ギターラの渇いた土を削る音
HR.030 恍惚と手首を伝う麝香鹿《ジャコウシカ》
**** 七澤銀河 ****
上記俳柳は先にSNS: Xに公開したポストをまとめたものです。noteで読まれる方の為に、同じ記事をnoteにも同期掲載しておきます。
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