永遠の闇 2. [朝活]

星の目が開く朝、トーチの灯が揺れ動く。
夢の彼方のかなしみを地球は今、視て来たばかりだった。

ここまで守り抜いて来た者たちはその主の御心に気付くことなく、やってはいけない祭りにそそのかされて前進している。

それを止めるか己を止めるか、星は岐路の上で泣いている。