夏日と樹々と

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学生時代、一年の中で最も好きな季節は夏だった(夏休みを除く…笑)。特にあの、夏の早朝の清々しさと鬱陶しさとの狭間に一歩歩を進める時の、言いようのない躊躇の感覚にドキドキしたものだった。

夏の夜明けは短い。うっすらと空が仄明るくなったと思ったら、数分後には一気に闇が晴れる。さっきまで夜だったことが信じられないくらいの速度で、朝が始まる。
朝が始まると急激に暑さが訪れ、地上の生命に大いなる渇きをもたらす。喉が渇くと岩塩を舐めながら水を飲み、気付くと何時間もトレーニングに集中するのは今も同じ。ただ一つ、当時とはその目的が異なること、それ以外は…。

 

 

木曜日、珍しく知人と近くの神社の目印のご神木の前で待ち合わせる。ご神木は何本も聳え立っているから本当に知人と逢えるかどうかはらはらしたけれど、ほぼ同じタイミングでご神木の南と北に二人が立つ。
スマホのLINEが「ライーーン‼」と鳴るとその音を合図に、知人が北側から南側へ移動して来た。何本もあるご神木の中の一本の南北に二人が立っていたことは、ある意味偶然。

 

そこからマクドナルドに移動してハンバーガーのランチセットをオーダー。再び神社の境内に戻り、適当な切り株を見つけてそこに腰掛けてランチタイム。ゴミを落とさぬように膝にハンカチを拡げ、紙袋の中に顔を突っ込む姿勢でフライドポテトをばくばく口に運んで行く🍟

 

フライドポテトとハンバーガーと言えばやはり飲み物はコーラと相場が決まって居て、Lサイズのコーラはあっという間に胃袋にキューキュー吸い込まれて行く。
特にこれと言った話題もないのに、何となく時間を共有出来る友人が私には少ない。どこかで人に心を許さない私が何故そうなってしまうのか、本当の理由を知る人たちはそう多くない。

 

 

人と人が出会ったら、いつか必ず別れが来る。永遠の友情など存在しないと最近はようやく割り切って人と向き合うことが出来るようになって、それがむしろ私には気が楽だ。
その通り、きっとこの先ずっと付き合って行くことになるだろう… と思っていた「とある人」との仲も昨年、呆気なく終わりを迎えた。本当に呆気ないほどつまらない理由だったから、もう今ではその人のことを思い出すこともなくなった。

後ろ髪を引くような別れも多々経験して来たけれど、もう人との別れに苦しむことのないように最近では誰かと友人になっても心を開かなくなった。

 

 

ご神木の周りには周囲の太陽の熱を遮るような、少し涼しい風が吹いていた。コーラの紙コップにしたたり落ちる水滴にタオルチーフをぴったりくっつけていたので、いい具合にタオルチーフが冷たく冷えてそれで汗を拭きながら、いつもより長い午後を堪能した。

 

昨夜夫から、「もうちょっとブログをまめに更新したら?」と言われ、お腹の底で少し吹き出してしまった。
そういう夫はDidier Merah Japanのブログを一体何回更新しただろう… と思ったから(笑)。

 

アルバム『Mother Earth』をリリースしてから、周囲の空気が明らかに変わった。ブログも日によっては一行とか二行の簡単な記事を更新しようと(夫と)話していたのだけど、それがし辛い状況になりつつある。

でも、たまにはいいかな、一行日記とか二行日記なんかをブログに更新しても。

余り物事を決めつけない方が、何かと生き易い… と頭では分かっているのだけどね(^_^;)💦

 

 

Stand with Melodies

もう何十年もの間、私はメロディーと言う悪夢と戦って来た。
よく言われたことはこうだった。
『出だしのメロディーはいいの、出だしは。問題はサビにありそうね。』…。。それも一人や二人からではなく多くの人たちにそう言われ続けたことがいつしかトラウマや苦手意識となって私の心を深く蝕み、気付くと私はメロディーメーカーではなく歌の伴奏者になっていた。

なりたくてそうなったわけではなく、この世界に溢れ出んばかりの美しく自立したメロディーとの出会いを模索したいと言う好奇心が半分、残りの半分はその当時、何をすれば好いのか全く分からなくなってしまったからだった。

 

多くの音楽と出会い、中でもフランス音楽やカンツォーネに心を強く揺さぶられたが、いわゆるかつて私にアドバイスされたような「好いサビ」を持つ音楽との出会いは遂に叶わなかった。
そうこうしている間に現在の夫に出会い、結婚し、そしてDidier Merahと言う卵から雛を返し、9年目の自身のアルバム『Mother Earth』を聴き返すとそこには(自分で言うか…笑)長年探し続けていた「好いメロディー」が満ち溢れていた。

 

おそらく私はかつて私と関わっていた音楽の世界とは全く異なる終着点を、最初っから目指して走り出していただけだったのかもしれない。そう気付かせてくれたのも何もかも、実際の行動で私の音楽に光をあててくれた夫の功績が大きく、ようやく私はメロディー不作と言う長い悪夢からもう直ぐ完全に解放されるだろう。

 

サビ………………….

そう、私の音楽にはサビがない。と言うより、サビだけなのかもしれない。既存で言うAメロから中サビ、そして展開部となる「サビ」までが一筆書きのように、一本の線で繋がって居る。そういう音楽がこの世界に在ることを何より私自身が全く知らずに居たのだから、まだまだ感性が未熟なのかもしれない(笑)。
ん、、、笑えない話。

 

 

 

音楽は遂に脱出口のない、受難の時を迎えた。iTunes Storeが販売系の配信をいつか退くことが決定し、リスナーは「聴き放題系」の月額サービスへと移行し、個人のアルバムの販売形態にそう遠くない将来終わりが来るだろう。

DeezerやSpotify、KKBox、Amazonを始めとする大手の音楽配信ツールで、世界中のリスナーが自由に音楽を持ち歩く時代が訪れる。
これまで音楽を販売して生きて来た人たちが今思うことは、この先どうやって音楽で収入を得て生きて行けば好いのか… と言うこと。だが私にとってこの現象は、むしろプラスに作用するように思って居る。

 

早ければ10年以内に私は、コンサート活動を再開する予定を立てて居る。その為に毎日筋トレや基礎練習を積んでおり、ストレスの少ない暮らしの中にそっと身を潜めて居る。
出来ればベーゼンドルファーのピアノのある場所でのコンサート、それは全曲即興演奏に近い演奏会になるに違いない。勿論リスナーが慣れ親しんで下さったメロディーを用いるが、そこから遠い遠い宇宙の中へ私と聴き手とが共に音の旅に出る、そんなコンサートが開催出来たら本望だ。

 

現在私は本来予定していた企画を一旦棚上げし、全く別の新しい企画に着手した。
夫が企画を立ち上げてくれた。その企画は私の最も苦手とする音楽形態そのものだった筈が、アルバム『Mother Earth』を完成させたことが大きな自信となり、少し遊びを取り入れた新しい試みとなることは間違いないだろう。

音楽と言う名の通り私自身も、そして何よりリスナーと共に遊べる空間を目指し、これからさらに私は『立つメロディー』に向けて新境地へと踏み出して行くことになるだろう。

 

 

 

河を渡る

1998年、かつてメキシコを横断した時に現地の占い師に言われたことは「貴女のホロスコープは53歳目前で消えている。」だった。その言葉がその後ずっと脳裏を駆け巡り、確かに三人の占い師に言われた通り10年前の私の体はもうボロボロだった。

その、ボロボロの体を夫がまるで「元ある状態に戻す」みたいに、完全に治してくれた。いわゆる「ヒーリング」と言うその方法で私の不整脈その他心臓を巡る色んな不具合はほぼ完治し、その後不整脈に悩まされずに済むようになった私の演奏法にも大きな変化を及ぼした。

 

それまでの私は伴奏家として生計を立てていたのだけど、私が当時最も悩んでいたことは「人の心拍数に自分の心臓が同期してしまうこと」、そして人の心拍音がとてもリアルに聴こえる為に自分自身の体調にそれが異変をもたらすことだった。
その悩みがある日全く消えてなくなり、私の鼓膜までがクリアになったように周囲の音の世界が激変した。

 

53歳へのカウントダウンは既に10年前から始まっていた。その2017年11月3日、先ずその日を越えなくてはならない。次に2018年4月25日の結婚記念日に向け、第二のカウントダウンを開始し、無事にその日を健康な状態で迎えて越えることが出来た。

こんなおめでたい記念を祝わずには居られないと言うことで、昨日2018年5月1日はずっと行きたいと願っていた都下は吉祥寺のステーキハウス さとうに出向き、極上のステーキで夫を労い神々に感謝し、そしてそっと自分自身へのご褒美のリブロースを頬張った。

 

 

 

 

何もかもが順調そうに見えるが、案外そうでもなかった。

私が過去の自分からDidier Merahへと変身した当初は私は名無しのミュージシャンであり、インターネット上からそれまでの全ての経歴を抹消し、各々のタイミングを切っ掛けに少しずつヴェールを脱いで行った。
そして2018年2月、Cathy ClaretさんとのJ-WAVEスタジオライブの共演を機に私の仕事の顔がインターネットの一斉に公開され、その後私は生まれて初めてプロフィール用の顔写真の撮影に踏み切った。

いざ顔を世界にお披露目してしまうと、もう怖いものなどなにもなくなりそうな気がして来る。勿論この世界にはまだまだ怖いものがきっと沢山あるのだろうけど、少なくとも分厚い壁を無事に突破した感は否めない。

 

こんな風に私を導いてくれた夫への恩返しは未だ何も出来て居ないし、私に楽器の資金を遺して旅だって行った父への恩返しも同時に殆ど出来ては居ない状況ではあるものの、一つ一つ見えない重たいヴェールを脱いで居る感触はしっかりと手応えとして私の背中を押してくれる。

 

今、私は追い風に乗っている。この追い風に逆らわず、尚且つ調子に乗り過ぎぬように一つ一つの課題を丁寧にこなしながら、既に次のアルバムの構想~作曲の作業に入って居る。

 

 

前作「Mother Earth」は偉大な母なる地球の意識との共鳴・共振、そしてクリエイションからのZip.のサポートを得ながら完成させた。

次は宇宙。
私の遠い遠い故郷の星「リラ」の記憶から物語はスタートする。

 

 

📻今夜、この記事を書きながら聴いているBGMは此方 ⇩

 

 

Monday and the smell of rain

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いつもと少し違う朝の匂い。いつもこの時期は窓を全開にして新緑の香りを存分に体に取り入れるシーズンなのに、今年は既に雨の匂い、梅雨の匂いが街全体を包み込んでいる。

雨の匂いは私を憂鬱にするだけでなく、あの怠重い偏頭痛を連れて来る。昨夜半から既に頭痛が来ていたが、あえて頭痛薬を呑まずに眠りに就いた。目が覚めてからの好い状態を期待したがその期待は呆気なく裏切られ、今まさにこうしている時も頭内に心臓がもう一つ増えたような痛みと「ズシン、ズシン」と言う音が木霊し続けているので、致し方なく頭痛薬を呑んだ。

 

昨日 日曜日は丸一日布団と台所の往復で過ぎて行った。日中ハニーレモン(温)を飲んだ時のあの感動が忘れられず、この記事を書き終えたら再びハニーレモンを入れて飲む予定である🍋

 

いつもと少し違う朝、それは私が大嫌いなリストを何故か急に聴く羽目に陥ったからそう感じているのかもしれない。

 

遂に学生時代、私はリストを一曲もものにすることが叶わなかった。

そもそも右手の一部の腱が人より短く、或る時実技の教師にその腱を修正する為の手術を勧められたが私はそれを拒否した。
私の目指す音楽は「速弾き、高速回転のパッセージ」の先に無いことを、私は生まれた時既に知っていた。それは私がかつてJ.S.Bachだった頃の記憶に基づくもの(と言うことは現在の夫と結婚してから分かったことであるが)であり、天井の高い教会で奏でる美しい音楽とその残響がけっして「速弾き、高速回転のパッセージ」から生まれるものではないことを、魂が記憶していたからに違いなかった。

 

Twitterのプロフィールには「私の過去世がJ.S.Bachであった」ことを、そっと書き添えている。それは余りに普通のことのように綴られたものだから、その一文を目にした音楽ファンの目にはきっとそれが冗談のように映っているのかもしれない。

でもそれで好かった。バッハの生まれ変わりが今ここに居ることよりも、その生まれ変わりが今何を求め、何をしているか… のことの方が余程大切なのだから。

 

 

2018年 春。Didier家は結婚10周年を迎える。

その為私たち夫婦は今年の前半は恒例の「大型連休レコーディング」等の作業の手を全て止めて、ただただ普通の夫婦のようにそっと結婚記念日の為のイベントを考えている。

派手に旅行に行くでもなく、派手にセレブ的お茶会に興じるでもなく、私も夫も大好きなステーキを静かに頂く。たったそれだけのことがこの数年間全く出来ていなかったので、今回はいつもよりはグレードの高いお肉を堪能したいと思って予定を組んでいる。

 

 

それより…。
段々とエチュードが不足して来た。例えばChopin、ラフマニノフその他色々。何が不満かと言うと楽曲構成。特に、全編を通じて感情的なパッセージと場面展開に演奏者を翻弄する構成になっている古今東西のエチュードに、段々腹が立って来た。

既存のエチュードを練習しても、インナーマッスルが少しも鍛えられないことに私は気付いている。だったらもうDidier Merahのエチュードを書くしかないと言うことで、実は今月中旬辺りに既にその一曲目の構想に着手している。

 

同時にあと2・3個の企画が脳内で同時に進行している為、今の私の脳ミソは常に熱く燃えている。
今この記事を書いている最中も、冷房をパワフルにして脳のクールダウンに勤しんでいる。まるでデータセンターの如く、考える物事が増えて行く毎に私の小さな脳がフル稼働するので、兎に角暑くて暑くてたまらない(笑)。

 

それにしても、リストってなんでこう… 賑やかしばかりなんだろう。
綺麗な箇所が幾つもあるのに、それが長続きしない。「ガーーー!」っといきなり感情的な強打音が出て来るから、ホント心臓に好くない。

 

全編ピアニッシモの美しいパッセージだけで好いのに。

 

 

Blue Friday

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Twitter、Facebook、そして時々Google+なんかを捲ってみる。

その場所場所を住み分けて使っている人や全てのSNSに積極的に参加している人たち、
それぞれに理由と事情が視えて来る時、
私は一体どうしたらベストなのかとあらためて考え込んでいる週末の夜明け🌄
あっと言う間に朝になってしまいました

土曜日は歯の月一検診の日なので、案の定お腹を壊しています…(笑)。

 

 

https://www.instagram.com/p/Bhv0bRwgvsf/

 

Inside of Me

ソメイヨシノが散ると、その後にしとやかに街の片隅で開花する八重桜。でもそのいのちも短い。

━ 花は散るから美しい。
━ 皿は割れるから美しい。

そんな、誰かのことばを思い出す。

 

週が明けて月曜日、そして火曜日。芸術家の日常とは「いつの日も変わらずにただ練習を地道に続けて行くこと」、その繰り返し。
どこそこの美味しいタルトを食べた、とか、どこその美味しいスムージーを飲みに◯◯に行って… とか、そういう派手なことは何一つない私の今の暮らし。

でも私は多分、今が一番幸せに満たされている。

 

他の人の不幸せな日々やその心の奥底を覗き込むことがとても怖かった、数年前までの私。だが、不思議なことに今の私には、怖いものが殆ど無くなった。
あるとしたら自分の心に突如魔がさす瞬間。

 

 

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いつもとは違うカフェで、再び「小保方晴子日記」を捲り始めた。

一句一句が本当に重く、進化の為に生まれたことで辛い思いをしている小保方さんの一言一言が他人事には思えない。

 

何度目か… 家を失った日のことを思い出した。家を失うと言うことがどんなことで、その時人はどうなるのか、何を思うのか…。

 

ビニールシートの組み立て方も分からぬまま真冬の路上で夜を越した日々、その話を当時の友人に電話でした時、酔った口調で「いい加減嘘を吐くの、やめようよ。俺、今直ぐ見に行くから今居る場所、教えて!!!」と言われガランとした海沿いの倉庫の場所をありのまま話した。
友人は来なかった。そのまま夜が明けた。

嘘吐きはどっちだったのかな。そんな相手を「友人だ」などと思った自分に酷く腹が立った。

 

2018年4月10日 火曜日。
バッハのインベンション、そしてショパンのエチュードへと続く練習プログラムにそろそろ変化が欲しくなり始めた。Didier Merah作… のエチュードの作曲を始めるタイミングをいつにしようかと考えている。

でもその前に、私には先にやらなければならないことがある。

 

I’m thinking I have to go back in the time when I was living on the Lira star once more.  Now is the time.

 

 

文字の重力

逆光

 

今年の桜は早かった。あっと言う間に咲き、そしてあっと言う間に天界へと旅立って行った。
この「あっと言う間」の何もかもが辛くて、若かりし頃の私は桜の季節が好きになれなかった。何故人々があんなに透明な目をして儚い桜の樹々を見上げては物思いに耽るのか、本当に理解出来なかった。と言うより、理解すること自体を私が拒否していたのかもしれない。

 

2018年4月5日 木曜日、兎に角一人で居たかった。LINEやFacebookメッセンジャーから送られて来る全てのお誘いを丁寧にお断わりして、全く一人でランチを胃袋に放り込み、そして読書に集中した。
読書は何ヶ月ぶりのことだろう。

 

レコーディングが昨年末に終わり、その後間もなくCathy ClaretさんとのJ-WAVEセッションの準備に追われた今年の1月、2月。ようやく3月に入ったものの3月25日に私自身のアルバム『Mother Earth』のリリースを控え、緊張が続いた。

やっと肩の力が抜けそうだと思ったタイミングで恒例の酷い花粉症に完全に体を蝕まれ、毎日痒みとぼわんとしたおかしな感覚の中に拘束された。
いつもならば桜の花が散る頃には症状が緩和する筈が、今年はむしろ酷くなっている。それもその筈、ヒノキとケヤキの花粉が現在町中を駆け巡っているらしい。私を悩ませているのはこの、2種類の花粉たち。

 

でもそんなことはもうどうでもいい程、昨日の私は読書がしたかった。

 

小保方晴子日記

 

選んだ本が本当にこれで好かったのかどうか… 一瞬目を疑いたくなる程の言葉の重み。それはいきなり鉄の鎧を着せられたみたいに私を苦悩のどん底へと突き落とす勢いで、これでもかと言う勢いで後頭部に殴り掛かって来た。

こめかみが痛み出して、瞼の奥を熱い洪水が襲った。とめどなく溢れる涙で頬が痒くなり、何度も何度もファミレスのナプキンで涙を拭ううちにひりひりと皮膚が痛くなった。

 

才能あふれる若い科学者(研究者)をここまで追い詰めたものに、再び強い憤りを感じた。そして同時に私は、病んでいた頃の自分自身を思い出し、青い書籍の文字の一つ一つにそれを重ね合わせた。当時はそれでも私は必死に生きていたが、そんな私がなぜあんなにも不完全な暴走を止められなかったのかと言う理由や事情を、結局誰も理解してはくれなかった。

小保方さんは今、どんな胸中に在るのだろう…。何か私に出来ることはないだろうかと色々思いを巡らせて居ると、時間がおかしな感じに歪み始めて進んだり戻ったりしながら私から「あるべき時間」の概念と感覚を完全に奪い取って行った。

 

何もしないで過ぎて行く木曜日は、毎回足早に過ぎてしまう。今日もそうだった。
気付くとテーブルの上に温いアイスクリームがどろんとカップの半分を埋めており、慌ててスープでも飲むみたいにしてそれを呑み込んだ。失われた活力…。でも今の私はそれを瞬時に取り戻せるだけの人生スキルを習得した。

何もかもを夫が私に思い出させてくれる。生きること、考えること、反発することやそれを穏やかに行う方法まで、兎に角何もかも。

 

 

花粉の襲撃が止まらない。特に真夜中から明け方は最悪だ。
睡眠の最中に何度か洗面所に立って目を洗うので、ここのところ眠りが浅い日が続いている。

 

 

 

http://www.didier-merah.jp/musicindex/MotherEarth/

Red & Merah

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生まれて初めて本格的な「プロフィール写真」と言うものを、撮影しました。
今はほぼストレートで髪を伸ばしているのですが、よく見ると私の毛ってクセっ毛なのです(笑)。なのでパァーーっと上にかき上げるとこんな感じに、意外に綺麗にまとまってくれます。

 

知人にはとても有名な女優さんやアイドルの面々が居るのに私は、自身がこうしてプロフィール写真を撮影する… と言う話を誰にもしませんでした。

桜が満開の週末でなければ撮れないこの写真、実はもっとうんと暗い明け方にDMJ(Didier Merah Japan)の社長でもある夫が、これまた大して高額ではないデジカメで一生懸命連写しています。

 

 

前日 3月30日 金曜日。色々な色のオーガンジーを求めて都内某所のユザワヤへ行って、一先ず目ぼしい5色のオーガンジーを購入したのですが、予想に反してパステルカラーではなく赤がベストマッチだったと言う顛末。
他の色を、私の顔と目ヂカラが完全に撥ねて押し潰してしまうので、結局私の名前の「Merah」の赤をベースカラーにまとめた写真が記事冒頭の写真。

※「Merah」はインドネシア語で「」を意味する言葉です。

 

この写真を撮影する気負いの影響なのか、実は先週水曜日の夜中から私は完全にお腹を壊してしまい、三月ラストの週は殆ど何も出来ず何も食べられず、そのまま金曜日を迎え慌ててユザワヤへ行ったりその他切らしていたお化粧品を買いにデパートに行ったり… と、フラフラになりながらも気力だけで撮影日の朝を迎えました(笑)。

その気力が「目」に、よく表れているように思います。

 

 

前日殆どお腹に何も入れない状態であっちこっち出掛けて歩き回って、結局劇的な空腹を避けられず少し足を伸ばして西国分寺の「クルミドコーヒー」でパンケーキを頂いて来ました。

 

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以前からずっと行ってみたかったのですが不運にも、私とお店の定休日が重なってしまっててなかなか行くことが出来ずに数年が経過。
「今日行かずしていつ行くの!?」と半ば強引に自分を奮い立たせながら、普段乗ったこともないような電車に乗ってゆらゆら30分ぐらい揺られて西国分寺へ🚃

 

パンケーキの周囲にはクルミがびっしり敷き詰められて、乗っているアイス左(グリーン)が「ヨモギ」のアイスクリーム、右(白)が「塩ミルク」のアイスクリーム。これは数種類のアイスクリームから自分でチョイス出来るタイプになっていて、丁度その日の気分がこんな感じだったので🍨

 

 

その後隣の国分寺まで足を伸ばして、書店でまったり小一時間。

小保方晴子日記」を買って帰宅しました。

 

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空気のように、風のように – Like the Air, like the wind

2018年3月21日、アルバム『Mother Earth』が無事にリリースされた後から再び続いている異様な眠気。私はその感覚には逆らわず、特に週末は体が求めるまま眠り続けることにした。

On March 21 2018, after the album “Mother Earth” was released successfully, my deep drowsiness still continues. I don’t go against that instinct, and especially on weekends I decided to keep my body asleep as desired.

 

眠りはただの睡眠だったり或いは別の世界に行く為の助走になったり、私の場合の眠りには色々な意味がある。

Sleep is just only sleep, or it is the long jumping to go to another world, sleeping in my case has various meanings.

 

アルバム『Mother Earth』がどのようなアルバムか… と質問されることが増えているがその度に私は、こう答えることに決めている。
━ このアルバムはまさに、地球の始まりから現在、そして未来までを描いた作品である、と。

Every time the album “Mother Earth” is asked what kind of album is being asked, I have decided to answer like this each time.
This album is exactly a work depicting the beginning, the present, and the future of the earth (I say it so).

 

それをどのように質問者が受け止め解釈しているかは、私には全く分からない。軽く軽ーくいなして立ち去って行く人も居れば、もっと知りたい… と言う感情を剥き出しに次の質問を畳みかけて来る質問者も現れる。

I have decided not to deepen on how the questioner interprets it and interprets it.
Among there are people who take lightly swallow my answers and go away, and some people challenge the next question while revealing the feelings that they want to know the meaning more.

 

だが、音楽は音楽でしかその答えを出すことが出来ない。
少なくとも、地球の始まりを描いた音楽がこの世界に忽然と出現したことは事実であり、それは言葉よりも音を通じてリスナーに深いインプレッションを与えて行くことは変えようのない事実である… と私は確信している。

At least it is true that music depicting the beginning of the earth appeared abruptly in this world just now. And I believe that it is a fact that can not change things that give listeners a deep impression through music rather than words.

 

何より私が音楽を前にした時には、ただの風或いは空気の力しか持たないことをあらためて痛感している。

More than anything, when I’m in front of all music, I realize that I have only power of wind or air power now.

 

 

iTunes Store:
https://geo.itunes.apple.com/jp/album/mother-earth/1348765132?app=itunes

New Album 『Mother Earth』 配信開始

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Didier Merahのニューアルバム『Mother Earth』 解禁。

いよいよ地球全土で配信が始まりました。

 

New Album “Mother Earth” (by Didier Merah)
Now on Sale!🌏

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